今日は、一日の断食が終わった後の食事をご紹介しましょう。
この食事をフトールと呼びます。朝食のことなんです。
断食を終えたあとの最初の食事、という意味ですね。
大体、テーブルの上、こんな感じ。飲み物がのってません。これに、コーヒー、ミルク、紅茶、各種用意します。
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個々をちょっとUPすると・・・
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←シュッバキア(小麦粉を練って、油で揚げ、蜜をからめたもの。
           →ミルウイ(小麦粉をパンのように捏ねて平たくし、焼いたもの。)
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←ズンメタ(小麦粉を乾煎りし、砂糖を加え、ピーナッツやアーモンドを砕いたものを混ぜたもの)  
→ナツメヤシの実を乾燥させたもの。ビタミン、ミネラルが豊富だそう。
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←プチパンと呼ばれるパン菓子のようなもの。(パンやさんの作品です)   →ハリラ(豆入りのトマト味スープ、ラマダンには欠かせないスープです)他のものがみんな甘いので、これは塩見をきかし、ちょっとピリ辛。

一枚目の全体の写真、黄色っぽく写っているのはゆで卵です。個々UP忘れました。
ズンメタ、シュッバキアは夫の妹の作品です。
大体、これがベースで日替わりで、飛び入りの品が入ります。

このフトールの後、夜中の12時ころにちゃんとした食事をして、また、夜明けの1時間半前くらいに軽食をし、眠りにつきます。 で、仕事のある人はそれに合わせて起きて、何も食べずに出勤。
寝不足になるのわかりますでしょう。
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by mymario | 2005-10-06 21:03 | ひとくちモロッコ

さて、本日より、モロッコは断食の月、ラマダンに入っております。
断食はイスラム教の行のひとつであります。
普段あまり戒律を守らない人でも断食だけはやる、という人が大勢います。(例えば、我が夫)。
陽のある内は何も口にしてはならず、というのがイスラム教の断食です。
つまり、夜明けと同時に始まり、日没まで、というわけ。
これが30日間続きます。 病人、妊婦、授乳中、生理中(不浄ということで)の人は免除。
厳密に言えば、その代わり、できる状態になったら、自ら行う、ということになっています。
ラマダン中は仕事時間も変わり、朝9時から午後は3時まで。社会全体がラマダーン!!!という風になってしまうんですね。
レストラン、カフェは昼間は誰も来ないので、閉まってしまうし、空腹で普通に動くのは大変なので、自然に人々も昼間はなるべく動かないようになってしまうし、社会としては麻痺とまでいかなくても、なんだか、トローンとした感じになってしまいます。
昼と夜が逆さになったような生活になりますので、皆、寝不足になるのです。

して、ラマダンの意義は?
空腹を経験することによって、貧しい人たちのことを思い、その辛さを共用する。
また、食欲を我慢して、精神の浄化をはかる・・・などなど。

しかし、日没とともに始まる食事は正に饗宴となり、食費はいつもの2倍かかる。
ラマダンとは高くつくなり・・・が私の感想・・・???

で、私? 5-6年前に胃を悪くしてから、断食はやっておりません、ハイ。
それまでは、実行。 あまり良い思い出はありません。。。
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えっと、僕?食事の時間は1日に2回、お昼前と、夕方だよ。
ん?なんか、違う?
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by mymario | 2005-10-05 21:31 | ひとくちモロッコ

モロッコ人が好きなものにお風呂やさんがあります。公衆浴場ですね。
こちらでは、ハンマーム、と呼ばれています。
でも、日本のとちょっと違って、大きな湯船にザブンというわけにはいきません。
部屋が3つくらいあって、一番奥の部屋にお湯を溜めておく槽みたいなのがあります。(そして、この部屋はちょうどサウナ状態。とても暑くなっています。)
皆、そこから、よっこらしょとお湯をバケツに汲んで自分の場所まで運びます。これが一仕事。
他にお湯の出る水道とか、シャワーなんてないので、お湯はすべてこのように調達しなければなりません。これを使って、頭から足先まですべて洗い、流す。
こんなこと毎日はやってられません。モロッコ人がお風呂やさんに行くのは週に1回!
かなり、りっぱなオウチの方でも、そういうオウチにはちゃんとりっぱな浴室があるのですが、それでもみんな、せっせとハンマームに通います。
そして帰ってくると、みんなぐったり、だって、行くと2時間くらい帰ってこないんですもの。
あのサウナ状態のところで1週間分の垢を落とすわけですが・・・
私? ノボセ症なので、数回行っただけで放棄しました^^;

さて、最後に、余談・・・というか・・・こちらに来て是非、ハンマームを覗いてみたいという方にお知らせしておきますが・・・
日本のお風呂やさんって割りに気分的に開放されますよね。
その気分でこちらのハンマームですっぽんぽんにならないように。
なぜかこちらでは、パンツは脱ぎません・・・・アシカラズ。。。

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お風呂?アタシ、濡れるのキライ。
じゃあ、なんでそんなとこにいるの!早く出なさーい!!
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by mymario | 2005-09-29 00:45 | ひとくちモロッコ

その①・・・アラビア語には、P、の発音がありません。Bの発音になりますので、よって、ママ、パパ、のパパ(papa)はババ(baba)、となります。

その②・・・マズイーンシ、という言葉がこちらにあります。 良くない、綺麗ではない、ひいては美味しくないという意味も。 食事のときに、日本語でマズイ、というと、わかってしまうことも。。。

その③・・・日本語のつもりで、思わず、あら~、とかいうと、こちらでは、アラーの神になったりして。。。

その④・・・ムシケラ⇒アラビア語ではプロブレムの問題、という意味。 何だか問題がオチャラケてしまうような・・・

後、あったかなー。 また思いついたら、載せます。
お手軽ひとくちモロッコで今日は失礼♪

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モロッコは絨毯も有名。 (絨毯屋さんの展示品です。)
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by mymario | 2005-09-21 01:50 | ひとくちモロッコ

日本は日付が変わってしまいましたが、こちらまだ、9月15日。
モロッコでは、長い夏休みが終わり、やっと今日から新学期が始まりました。
実質、6月から続いていた夏休みです。学年末の休みだから宿題なんてありません。
生徒は全くフリー、野放し状態。 このままで、新学期、学校に戻ってくるのですから、先生たちの嘆くこと。 生徒がみんな、学習したことを忘れちゃってるんですね。
ですので9月いっぱいは復習に当てられ、しばらくは元の学校生活に生徒を戻すのに、四苦八苦だそう。

因みに、モロッコの学校制度は、6・3・3制、日本と同じ。
高校卒業時にバカロレアという大学入学資格をとれれば、更に大学の4年間があります。
公立は小学校から、授業料は無料(教科書は各自負担)。
義務教育制度はありません。 地方へ行くほど就学率は低く、首都のラバトでさえ、就学率100%ではありません。 また、就学率の男女差もあり、常に、女の子の率が低い割合がずっと続いています。
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僕も学校に行く? 行かなくていいね、だって、僕、いい子だもん。
ん???
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by mymario | 2005-09-16 00:27 | ひとくちモロッコ

なんか、昔、こんな題の歌がありました? あの人は今?
いや、違います、今日の話題は、モロッコの風習で、相変わらず男の子が優遇される、というお話をと思っているのです。

昔、稼ぎ手は男でしたから、生まれて来る子が男の子のほうが喜ばれた時代がありました。
でも、この傾向は今でも無きにしも非ず。 やっぱり私なんかの目には、男の子が大事にされているように映ってしまう。

例えば、特に地方ではそうですが、いまだに男女の就学率に差があり、圧倒的に男の子のほうが高い。 女の子は家に、という風習が残っているのが歴然です。

それから、同じように学校に行っていても、女の子にはたくさん家のことをさせるので、なかなか勉強がはかどらない。 上の学校に進む妨げの原因のひとつです。

例えば夏休み、 いっつも私は憤慨するのですが、男の子はなーんにもしない。
お昼まで寝てて、ご飯食べて、TVゲームで遊んで、またご飯食べて、後は寝るだけ。
そのそばで、女の子はせっせと部屋の掃除やら洗濯やら(洗濯機の普及率はまだ低いので、手洗いです)、買い物やら・・・

女性の社会進出も、まず、この家庭の中の環境を変えていかなければ、ままならないと強く感じる次第です。

こんな中で育った我が夫が、どうしてあんなにマメなのか、不思議でしょうがないのですが・・・ま、いいですね、良いクジを引き当てたと・・・

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僕も男の子なんだけど・・・
ん? だから何? だめよ、我が家はメスのほうが強いのよ♪
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by mymario | 2005-09-10 02:10 | ひとくちモロッコ

どうも、土・日はインターネット接続がスムーズにいかず、画像UPに問題が起こります。
よって、画像ナシ、ひとくちモロッコ、行ってみましょう。

アラブの風習に女の人はあまり外を出歩かない、というのがあります。
これには、女性はお金を持ち歩かない、持てない、という意味合いもあったりするのですが。
だから、買い物も男性がすることになり、モロッコもかなり、自由なようでいてこんな風習が残っていたりします。
実際に、旧市街などで、男の人が婦人用の衣服を見てたりしても、別に怪しいわけではなく、自分の奥さんの物だったりするんですね。
まあ、ラバトあたりだとこんな光景はやっぱり珍しくなってますが・・・
この風習を逆手にとると、どうなるか・・・

ね、パン、買ってきて。 あ、ついでに牛乳とヨーグルトも。
そうだ、トイレット・ペーパーも買っておいたほうがいいかも。

夫に買い物を頼むのが、すごーく、楽ってわけ。 
実際、1週間に一度の野菜の買出しは夫の役目です。もちろん、私もついていくこともありますが・・・

いろいろ面倒なアラブの風習もちょっとアレンジさせていただいて、のひとコマでした。
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by mymario | 2005-08-27 22:46 | ひとくちモロッコ

のこのこさんからのリクエストです。

駐車場はあります・・・が、路上駐車が主です。
路上駐車の場合・・・何にも保障はありません、良く、ガラス割られてカーステレオなど盗まれます。
路上駐車でも場所によっては車をガードしてくれる人がいる場合があります。 一応、小銭をチップとしてあげます。 この場合も何か、事故があっても何も保障はありません。
メーターがついてる駐車場もあります。 30分毎に日本円で40円くらい。
海水浴場など、シーズンになると有料になる駐車場・・・50円程度・・・

これはラバトの話・・・地方はもうちょっと安くなってます。

ちなみに、モロッコのガソリン代は、普通のガソリンが、1リットルにつき、130円くらい、ディーゼルが100円くらい。
この国の物価は日本の、二分の一から、地方では、三分の一。 それを考えれば高い!!でしょ?
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車は必需品だけど、維持費が高いって、お父さんがいつも言ってるよ。
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by mymario | 2005-08-25 00:11 | ひとくちモロッコ

TVなどでは多分、ほとんど紹介されない北、のほうのことを少し・・・
北には本当のモロッコはない、なんてよく言われるのですが、でも、モロッコですもんね。
つまり、北のほうへ行くと、スペイン色が濃くなるのです。なんて言ったって近いんですから。
スペインからずーっと南に下りてきて、ジブラルタル海峡というのを渡るとモロッコです。
フェリーが運航されてますが、この海峡の一番狭いところはほんの16kmだそう。
晴れていれば、対岸が見えます。
ここにタンジェ(英語読みではタンジール)という街がありますが。この街がモロッコの北の玄関口になります。そして、これがまた古くはギリシャ神話に出てくる街で、ヘラクレスの11番目の偉業が成された所なんだそう。
その話にまつわる洞くつ、なんてのもあって、行ってみたことがありますが・・・大男のヘラクレスが戦った場所にしては小さいな、なんて思ったり・・・そのときの写真があったはずなんですが、どうしても見つからず、代わりにタンジェの海、地中海の西の端っこになりますが、海の写真をUPしました。
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なるほど、これが地中海か・・・・
って、我が家の窓から見えるわけありません!!

お粗末さま♪
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by mymario | 2005-08-22 00:41 | ひとくちモロッコ

陽沈む国

新しいカテゴリー、ひとくちカツ、いや違った、<ひとくちモロッコ>、始めようと思います。
ちょっとだけモロッコをかじりたい、という方、どうぞ。

手始めに・・・モロッコはアラビア語でマグリブと言います。
マグリブとは、陽の沈む所という意味。
中近東から西へと進んだアラブの勢力がここ北アフリカの西の端っこまで来ました。
先はもう海。これ以上進めない、ここは、陽の沈む国だ、というわけ。

サシズメ、私など、陽のいずる国から陽の沈む国に嫁に来たというあんばいですな。
早、ウン年、遠い昔のこととなりました。。。
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by mymario | 2005-08-20 02:04 | ひとくちモロッコ